あなたは実践してる?利益を改善してから半年後にチェックすべき3つのポイント

以前にお伝えした、

地方でも。年商1000万でも。小さな飲食店が毎月の利益を10万円プラスした3つの取り組み

 

人口1.8万人の地方都市で年商1000万でも、毎月の利益を10万プラスした飲食店。その半年後が今回のテーマ。

 

改善を始めた当月の利益はプラス10万円。

それ以降は、毎月利益を15万円以上プラスし、

繁忙月は40万円以上の利益を増やしてきました。

半年間で見れば、100万円以上。

 

その半年後。

新たに発生した課題と喜び。

改善半年後に起きた出来事とそのチェックポイントをまとめました。

 

 

1.利益が出てくると緩んでくるコスト管理。利益アップが停滞する半年後。

 

改善に取り組んだ当月から順調に利益を増やし、繁忙月には40万円以上の利益をプラス。

最高益を更新。

 

ところが半年後。

毎月の利益を見てみると、プラスされていた利益幅が減少しています。

 

これが、改善してからハマる新しい罠。

利益が大きく出て、手元に残るお金が増えると、何故かどうだか。

経費や費用に関する気持ちが大きくなり、コスト管理が甘くなります。

 

利益が出て、気分的に少し大きくなるのも要因かもしれません。

 

今回の飲食店でも同様のことが起きました。

本来、上がると予測していた利益が出ていない。

売上は他の通常月と変わらないのに。

しかも2ヶ月連続。

 

よくよく経営者の方と一緒に、帳簿を確認してみる。

そうすると、今までかかっていなかったコストが出ていることが発覚。

 

一つ目は、

地域の食品イベントに出展して発生したマイナス。

利益が出ていたので、経営者の方は気にしていなかったようです。

 

ですが、よく考えて見てください。

もしもこれが、利益の出ていない昔だったら。

きっと、貪欲に売上を取りにいこうとする。

仮にそのイベントで売上を取れなくても、後につながる一手を考える。等々

かかったコストを回収しようと行動をとったはずです。

今回はそれができていなかった。

 

 

二つ目は人件費。

利益が出たことによってシフト管理が甘くなった。

だから、無駄な人件費が発生した。

 

この二つが、せっかく上がった利益を食っている状態であることがわかりました。

利益改善、生産性改善が進み、成果が出てくると発生する新たな問題。

 

利益が出てくるから、コスト管理に対する意識が甘くなる。

かけたコストの回収や、成果に対する行動が緩くなる。

結果、改善した時とは違う部分で、必要ないコストや費用が生まれる。

しかも、経営者のチェックも甘くなっていますね。

 

今回、飲食店の経営者は反省していました。

自分の気の緩みですねと・・・。

 

これは、どんな企業でも起こりうることで、気をつけて欲しいこと。

通称、半年後の落とし穴です。

 

2.それでも良いことはあった。利益が出なくなったと悲観することは全くない!!

 

右肩上がりで改善してきた利益アップが止まった。。。。

ですが、悲観することも、落ち込むことも全くありません。

 

何故なら、利益の出ない理由がはっきりしているから!

 

・地域のイベントに出展して赤字が発生した

・シフト管理が甘くなり、無駄な人件費が発生した

 

どこを改善したら良いか、明確だからです。

イベントで赤字が出たのであれば、次に出るときは、そのことを考慮しておく。

イベントでマイナスを作っても、その後の集客や売上に繋がるように準備できたら良い。

 

シフト管理は、以前のようにちゃんとすれば良い。

 

たったそれだけです。

やることが明確だから、すぐに良い流れに戻れます。

 

利益アップ、生産性向上に取り組むとき、最初に企業や事業全体、数字全体の改善ポイントを押さえておく。

だから、多少の問題が出てもすぐに原因がわかりますし、改善策をとることができます。

 

一番怖いのは、コストアップの原因が何かわからない状態。

この状態に入ると、利益が出ている企業でも一気に赤字へ転げ落ちます。

 

今回の場合は前者。

だから、何の心配もありませんね!!!

 

3.「初めて家族で泊まりの旅行に行けました」 経営者のゆとりが新しい顧客を生み出した。

 

今回の打ち合わせで最も嬉しかったのは、経営者の方から

「本田さん。初めて家族で泊まりの旅行に行けました」

と、この言葉。

これは本当に嬉しかった。

お子さんの卒業祝いに、初めて家族で1泊2日の旅行に行けたそうです。

一番楽しかったのは大きな温泉プール! 食事はマアマアだったけど(笑)

そんな言葉が聞けました。

 

収入が増えて、財布に少し余裕ができる。

そこに生まれるのは、経営者の心の余裕やゆとり。

 

それは、お店でも良い結果を生み始めています。

 

来店された、お客様へ新しい提案。

ちょっとしたひらめきで、してあげたお客様へのサービス。

 

そのお客様が新たに持ってきてくれた、一つの企画書。

個人的に来られていたお客様が、勤め先のイベントをここでやりたい。

とわざわざ会社に提案してくれた企画書でした。

 

経営者に少しのゆとりがあって、ちょっととした気遣いが新しい売上を生み出しました。

とても良い流れになってきています。

利益や生産性を改善させる目的の一つは、経営者や従業員が幸せになること。

利益が出ても、経営者が無理をしていたり、社内が追い詰められるようなやり方は意味がないと考えます。

だからこそ、ちゃんと幸せを実感できているか、把握して欲しい。

3つ目のチェックは改善による”幸せチェック”です

 

いかがでしょうか。

 

改善の成果が出て半年後。

チェックして欲しいのは、

・新しい無駄なコストが生まれていないか、コストに対する意識が甘くなっていないか

・改善の成果が停滞してきたとき、ちゃんと原因や理由を把握できているか

・改善の結果、経営者や従業員が幸せになっているか

 

この3つです。特に3番目、改善の成果がちゃんと“幸せ”につながっているか。

意外と忘れがちになるので、ちゃんと認識できるようにしてくださいね。

 

一番最初。少しだけ踏み出す勇気。

それが、とても良い流れを生み出しています。

 

売上も上昇傾向。

新たな店舗出店の話も具体的に進んできました。

経営者や、そのご家族の表情も明るく。

 

もっと頑張って、良いお店にしたい。もっと新しいことに挑戦したい。

そして、

2年後には、東京ディズニーランドに2泊3日で行く! しかもディズニーのオフィシャルホテルに泊まりたい!!

6年後。お子さんが小学校を卒業するときは、初めての海外旅行へ。ヨーロッパ、特にイタリアへ。そのときはセリエAの試合をみる!!!!

新しい目標も生まれています。

 

仕事も、家族もどんどん前に進むことができています。

 

あなたは小さな決断と勇気を持って一歩踏み出していますか?

取り組めば必ず結果がついてきます。

新たな取り組みに向かうこともできます。

家族をさらに幸せにすることができます。

 

小さな一歩、踏み出すその一歩。

踏み出せるかどうか、半年後 全く違う人生が生まれているかも。

5+
過去の投稿へ
【中小企業の決算】決算時に確認判断したい!一人あたりで見るあなたの会社の生産性
次の投稿へ
中小企業の経営で突然起きるギックリ腰にご用心!原因と治し方

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このフィールドに入力してください
このフィールドに入力してください
有効なメールアドレスを入力してください。
続行するには規約に同意する必要があります

メニュー