原価を下げる3つのコツ。利益の高い会社を作る社長がしてること。

地方なのに!? この売上規模で!? この業種で!?

業界平均よりも5〜10%くらい原価率が低く「この利益率はスゴイ!」と言われる会社を作り上げる経営者の実践していること。

 

特にものづくりを行う会社にとって原価率は利益に大きな影響を与える重要な要素。

「最近、原材料や人件費が上がってきて・・・」「もっと会社の利益率をあげたい」

「生産性を上げて、休みを増やしていかないと」

そのために“原価率を下げたい”と相談に来られる経営者も急激に増えています。

 

今回は原価低減3つの極意。

地方でも中小企業でも活用できる、業界平均よりも利益を高めることに成功した経営者が実践してもらっている取り組みとしてお伝えしている内容です。

原価率を下げる“成功法則”を導入し、あなたも大きな利益率を生み出す経営者の仲間入りをするチャンスです!

洋菓子店の利益3倍化セミナー

1.原価低減は大きなところから。“できるポイント”と“やるべきポイント”をおさえる

原価率を抑えようとすると、まず考えることは仕入れの見直し。

これは間違いではありませんし、多くの経営者が取り組もうとしているテーマです。

 

この時、重要なのはどこから手をつけるか。

利益を出せない経営者はとりあえずできるところからと手をつけていきます。

・頼みやすい業者

・目に見えるところから

・とりあえずできるもの

 

一方で「この利益率はスゴイ!」と言われる会社を作る経営者は大きなところから手をつけていきます。

・使っている原材料で最も金額の大きなもの、使用量が多いもの

菓子店であれば、生クリーム、牛乳、小麦粉、小豆、もち米、メイン農産物 等々。

多少ハードルが高くても、このポイントを集中的に改善することで原価率が大きく改善することを知っているからです。

さらに言えば、大きな取引額であるために仕入れ業者さんにも交渉がしやすい。

 

細々としたものの改善に力や時間を分散して取り組むよりも、一点に集中して改善した方が成果は出る。

細かなところにばかりに視点がいってしまうと、頑張ったぶんの成果を得られないことがほとんど。もちろん細かな積み重ねも必要なのですが、それ以上に大事なのは経営者として大きなところから手をつけること。

 

「まず目に見えるところ、できるポイントから改善しよう!」

このキャッフレーズは現場に向かって発信するぶんには良いのです。

ですが、利益を出せる経営者がやっていることは

「力と時間を集中して会社にとって最も効果が高いポイントに注力して改善する!」

 

もしも経営者であるあなたが取り組むなら“何から原価低減を行うべき”ですか?

利益を出せる、原価率を大きく低減できる経営者はこれが明確です。

2.年1回ちゃんと見積もりを取ること。相見積もりは一発勝負!仕入れ業者も商売であることを踏まえること。

利益を大きくだす。原価率を業界平均よりも低い値で安定させている経営者は、年1回以上見積もりを提出してもらっています。

年1回以上の見積もりには

・世の中の状況がどうなっているか把握できる

・仕入れ業者と自社の現場に常にコスト意識を持ってもらう(コストに対する緊張感を持ってもらう)

・現場と業者の癒着を防ぐ

・年1回、ちゃんと原価率・仕入れ金額を見直す機会ができる

などの効果があります。

 

その上で仕入れ価格等についての交渉をしています。

その交渉にも重要なポイントがあり。

=交渉のポイント=

①必ず相見積もりをとる

②相見積もりを伝えるのは、既存取引業者から

③相見積もりの提出は一回にする(見積もり提出後の競争はさせない)

特に大事なのは3番目。相見積もりの提出は一回限りにすることです。

時々、何回も相見積もりを出させて競争させる経営者の方もいらっしゃいますが、これはあまりオススメしない。

なぜなら時間の無駄だから。

何回も見積もりが出せる。変更のチャンスがあるとわかっていれば仕入れ業者は最初から本気の見積もりを出しません。値引き額に余裕を持たせて出してくる。

・経営者は確認するために毎回時間がかかる

・各社の仕入れ業者の担当もその度に見積もりを作る時間がかかる

・何回も見積もりを出させているうちに業者の方が交渉への熱意を失う

・何回も見積もり提出・検討を繰り返すために改善までの時間がかかる

あらゆる方面に無駄な時間と手間をかけてしまうのです。

 

相見積もりを提出してもらうときは必ず“各社一回の見積もりで判断する”こと、“どの会社と相見積もりになるか”を伝えること。

相手も商売です。契約が決まるかどうかわからないメンドくさい会社よりも、一発で判断してくれる会社の方がありがたい。

 

あなたの会社はどうですか?

なんとなく見積もりを取ったら仕入れ価格が上がるかも。と疑心暗鬼に陥っていませんか?

仕入れ業者に競争させると、あらゆる方面に無駄な時間と手間をかけていませんか?

見積もりを取るということは、相手に対してコスト意識があるということを伝えることでもあります。相見積もりは一発勝負だからこそ効果が高くなります。

原価率を低減した経営者は見積もりの効果を上手に活かしています。

3.コスト削減がすべてじゃない!原価率低減は販売価格の見直しも合わせて取り組むこと

原価率を下げようと考える場合、多くの方は仕入れの見直しやコスト削減だけを考えます。

ですが原価率を改善する方法はコストを下げることだけじゃない。

利益を出せる経営者はコスト削減と同時に販売価格の見直しも含めて原価率改善を進めます。

仕入れ業者も商売。無理な仕入れ金額を要求すれば必ずどこかに歪みがでる。

商品やサービスの価値を高めることで販売価格を上げることができる。

販売価格の見直しによる原価率低減は効果が高い。

と実践の中で理解しているから。

世の中の時流は全体的に原価高騰。人件費も上がる。コスト削減には必ず限界が来る。これは自社に限ったことだけじゃない。同じことが仕入れ業者にも起きているとちゃんとわかっています。

だからこそ無理な仕入れ金額を要求しない。

仕入れ金額の低減で改善できない分は、販売価格の見直しで改善していく。

コスト削減一辺倒ではなく、販売価格の見直しで原価率を改善していく。

販売価格を上げるために、商品やサービスの価値を高めていく。

自社、業者、お客様。皆が満足できるように取り組んでいく。

そのため業者も協力体制に。お客様からの支持も得ることができる。

原価率を改善させる“3方良し”の考え方です。

 

実際、原材料や人件費が上がっている今、仕入れ金額の見直しで原価率を5%下げることは非常に難しくなっています。

一方で適切な販売価格の見直しを行えば、原価率を7−8%改善することができます。

もちろんそこには、品質や見た目、接客力・企画力など商品やサービスの価値を高めていく。このことも進めていくことが必要。

地方でも、中小企業でも、どんな業種でも。

「この利益率はスゴイ!」と言われる会社を作った経営者は“仕入れ価格の見直し”と合わせて“販売価格の見直し”を行なっています。

 

あなたはどうですか?仕入れを下げることばかりに目がいっていませんか?

もしかしたら、その意識が無理な減額要求として取引業者との距離を広げ、協力関係を崩している可能性もあります。

仕入れ金額と販売価格。両方の視点を持っている。

利益を出せる経営者はこの2つを上手に実践し、大きな成果を出しています。

 

 

いかがでしょう。

原価率は多くの経営者が気にする経営の最重要ポイント。

経営者のやるべきこととして、仕入れ金額の大きなところに注力して改善する

年に一回以上見積もりをとり、世の中の状況を把握する

仕入れ金額の低減と合わせて、販売価格の見直しを並行して考える

シンプルなことですが、利益改善コンサルティングの現場でも具体的な内容と含めて必ずお伝えしていること。

実践している経営者は、この3つの極意を徹底して実践し高収益企業をつくりあげています。

原価率ベースで5〜10%も違えば、企業利益は相当大きく変わります。

利益が上がることによって、従業員の待遇も、会社の未来ももっと希望を持って取り組むことができますね!

 

原価率を改善したいと考えるあなた。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

 

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