ホームページを作りたい。
ホームページをより成果の出るものにリニューアルしたい。
ホームページを作ったのに売上が上がらない。
ホームページを作ったら、売上は上がるんでしょ。
ホームページを作ろうとしたら、すごい金額になってしまった。
パソコンやスマホ。LINEやFacebook、InstagramをはじめとしたSNSを多くの人が使うようになり、これからの商売でホームページを作る重要性はどんどん高まっています。
その中で、ホームページを作りたい。もっと効果をあげたい。
はたまた、なかなかうまくいかない。費用ばかりかかっている。など困りごとも含め、相談も受けることが増えました。
私も、様々なプロの方に協力してもらい、自身のホームページを作りました。
その中で学んだこと。自分でやってみてよくわかったこと。
初めてホームページを作る時、どのようなことをポイントにするのか。
4つの基本としてまとめています。
目次
1.ホームページは超戦略。プラン作りは綿密に。業者に丸投げはダメ!
ホームページを作っても成果が出ない。
製作に高い費用を払ったのに。
だいたいこういう悩みを抱えている方の特徴は、
ホームページ作りを業者に丸投げしてしまったパターン。
ほぼ100%失敗しています。
そりゃそうです。
ホームページを簡単に考えて、運営する自分達がしっかり考えないで作ってもらうから、ホームページが完成しても活用できない。いろいろな良い機能があっても使いこなせません。
“ホームページはお店を1店舗作る以上に、考えないとダメ”
よくお伝えします。
もしもお店を出そうとしたら、
・どんな目的で店を出すのか
・コンセプトは
・ターゲットは
・自分達の価値は何で、どのように伝えるのか
・どんな商品を、どのように並べ、見せるのか
・お客さんはどのように買うのか
・知ってもらうための方法は
・定期的な変化はどうするのか
・誰がお店を運営するのか
を真剣に考えますね。
とにかく同じくらい、それ以上に考えましょう。
考えれば自ずと、
ホームページの全体像。
レイアウトやデザイン、色あい。
本当に必要な機能。
が見えてきます。
もっと言えば、
無駄に機能を増やさなくても良いので、製作費用やコストを抑えられますし、製作業者やデザイナーもより精度の高いホームページを作り上げられます。
製作時間も短縮できますね。
ホームページは、お客さんに直接対面して説明できません。
お客さんは、ホームページを見て全てを判断します。
競合も、店舗以上に多く、強く、広くなります。
特に中小企業や個人事業主の場合、ホームページの戦略は企業や事業全体、経営的な戦略、販売戦略や商品戦略に直結することがほとんど。
だからこそ、しっかりと戦略から考え、プランを計画的に進めていく必要がありますね。
2.初めてのホームページ業者選びで悩む。選ぶポイントは?
実際にホームページを作るようになって、二つ目の懸念事項は、どこで、誰に作ってもらうか。
いちばん悩むところ。
私も悩み、インターネットで色々と探し、検討しました。
製作料金はもちろん。デザインや対応、それ以外のこと。
色々と悩むポイントはありますが、必ず考えて欲しい業者さん選びのポイントは大きく3つ。
(1) 作った後が本当の付き合い。長く付き合える相性を大事にする
ホームページ作りで大事なのは、作ってくれる業者さんとコミュニケーション。
自分のやりたいこと、目指したいカタチ、求める成果。
ホームページ作りのプロから見た、適切なアドバイス。
この両方が掛け算されることで、より成果の上がるホームページを作ることができます。
どちらかが、言いたいことを言えなかったり、一方が相手の言われるままになってしまったりすると、うまくはいきません。
双方、どれだけ言いたいことが言えるか。
まさに相性ですね。
しかも相性が大事なのは、ホームページ完成後も良い関係が大事だから。
実際に運用していくと、トラブルや更新、将来的なリニューアルが必ず発生します。
その時に頼りになる相手かどうか。相談に乗ってくれるか。必要に応じて、適切な対応やアドバイスをしてもらえるか。
どんなに技術があっても、デザイン力が優れていても相性が悪ければ、その力を十分には発揮してもらえないもの。
技術力やデザイン力の前に、相性を大事にするというのは、そういう理由です。
(2)見積もりの項目を見れば、相手の考えがわかる。
これは実際にホームページを作る会社の社長さんから教えてもらった話。
ホームページ制作業者の商売に対する考えは見積もりを見るとわかるとのこと。
よほどの大企業や、自社内にシステムのプロがいない限り、見積もりで多くの項目を並べてくる業者さんは、費用が高めになる傾向にあるそうです。
相手がプロではないから、専門的な言葉を使って項目を増やし、金額を上げていく。
これはシステム上必要です。と言われれば断れない。という仕組みらしい。
小さな企業や、農家さん、個人事業主の場合、工程で見積もりを出してもらうのではなく、ちゃんと打ち合わせをして、どんな機能をホームページに盛り込むか決め、一括もしくは機能別の見積もりを出してもらいましょう。
ホームページ制作費用に基準はありません。ブラックボックスです。
だからこそ、自分達がわかる内容、項目で見積もりを出してもらい、その上で相見積もりなどを検討していきます。
これだけで、ホームページに無駄な費用を使わなくても良くなります。
(3)どうしてそうなるの? 理屈や考え方を説明してくれるところに任せよう。
Googleなどの検索エンジンは、ものすごいスピードで進化発展しています。
来年は、PC用のサイトと、スマホ用のサイトをわけて検索するレスポンシブWebデザインという考え方をGoogleは導入し、PC用、スマホ用、タブレット用など、端末毎に最適なデザインやレイアウトのホームページを作らないと検索エンジンに引っかかりにくくなるそうです。
(スマホで検索したらスマホ用サイトだけがヒットする。もしもPC用サイトしか持っていない場合、スマホでは検索してもヒットしなくなるということらしい)
その情報は、ホームページに関わる企業であれば大体知っています。
ですが、
知っている。とその情報を活かしてくれる。は別の話。
考え方レベルでちゃんと理解し、それの対処法を考えられる業者さんでなければ、将来的な不安が残ります。
あまり良くないのは、説明をしないで、
そういったことは別に契約してくれれば、うちでやるというところ。
どのようにやるか、対処するかを隠してしまう業者さんはお勧めできません。
月額で、SEO対策費用として結構な額を取るという話も聞きました。
今の時代、どのような流れで検索に引っかかるのか。
ホームページでは具体的に、どのようにして対策・対処していくのか。
このことをちゃんと説明してくれるかどうかを判断基準の一つにした方が良いようです。
3.キャッコピーと同じくらい画像や写真にも力を入れよう
ホームページはキャッチコピーづくりと画像が全てと言っても過言ではありません。
キャッチコピーの重要性は多くの方が知っていますし、力を注いでいる方も多くいます。
ですが、画像や写真は意外と手を抜きがちです。
今まで使ったものの使い回し、スマホで簡単に。ホームページのために新たに用意する人は少数。
ですが、よく考えてください。
ホームページに1日100人が訪れるとしたら、1ヶ月で3000回、年間で36000回、そこに掲載されている画像は見られるわけです。これが1日1000人だったら。なんと年間で36万回。
実際の人物や商品を見られる回数より、はるかに多い回数見られます。
だからこそ、画像や写真は超重要。
最高の写真は、
10の説明よりも、
100の言葉よりも、
1000の文字よりも
効果を発揮することができるのです。
人も商品も、魅力的に見えるかどうか。
素人が撮影したり、スマホや携帯電話で簡単に撮った画像はやはりそこそこのレベル。
理想はプロの方に、ホームページや画像の意図を説明し、ちゃんと撮ってもらうことがオススメです。
4.基本的な考え方。ホームページは育てるもの
ホームページを作ったら、すぐに成果が上がる。注文が入る。売上が上がるというのは大きな間違い。幻想です。
ホームページは育てていくもの。
手をかけ、長い目で育てる考えを持ちましょう。
日々の更新、マメなブログ。商品の見せ方、言葉の表現。定期的な変化。
これもお店と同じこと。
ホームページで売上を高めたり、成功している企業や人は、様々な試行錯誤を繰り返し、手間暇と時間をかけています。
その中で、人が集まる。見てもらえるホームページのコツを自分なりに掴んでいく。
これが、ホームページを作る上で、心得ておくことです。
いかがでしたか。
あなたがホームページを作るとき。
実際にホームページを作った本人が、プロの方に教えてもらったり、学んだポイントをまとめました。
ちゃんと考えれば、効果の高いホームページを適正な費用で作ることができます。
直接販売が強化されることで、利益性も向上していきますね。
これからもホームページの重要性は高いでしょう。
しっかりと考え、将来の成果につながるホームページ作りを目指したいですね。




























