新しい年度が近づいて、色々と出てくるのが補助金や助成金、支援事業。
農業向けや中小企業向け。小規模事業者向け。若者向けや女性活躍。
商品開発や販路開拓、設備投資など。
チャレンジはしたいけど、お金に不安のある農家の嫁としては少しでも上手に活用したいところ。
でも、初めての補助金。色々と不安がありますね。
上手に使えば、自分たちの事業や収入を高めることができます。
一方で、使い方を間違えば、逆に大変になることも。
今回は、補助金や支援事業を上手に活用するコツをお伝えします。
1.補助金や支援事業はプラスα。あてにしすぎないこと!
補助金や支援事業を活用する上で、一番大事なのは、“補助金頼み”にしないこと。
一番失敗するのは、補助金があるから、何かに取り組む。
補助金をもらうために、何かをすることです。
あくまでも、補助金や支援事業は、自分たちが何かしたい。と考えたとき、
自分たちがやりたいことをサポートし、自分たちが出す以上のチャレンジができる。
自分たちが出すお金以上に、お金を使って挑戦できる。
この考え方がとても大事。
補助金をもらうために何かをすると、だいたいうまくいきません。
自分たちが本当にやりたくもないものに取り組む。
補助金に合わせて、事業を変化させ、自分たちの成果が出しづらいカタチになる。
補助金で苦境にたってしまった農家さんは少なくありません。
2.申請書は自分で書くもの。でもサポートはしてもらいましょう!
補助金や支援事業の申請書なんか書けない・・・。
文章は苦手。そう悩まれる、農家のお嫁さん。
色々な人が書いてくれるから、書いてもらおう!
ですが、これはいけない。
もちろん、各県に設置されている専門機関や、6次産業化プランナーなどの専門家にサポートしてもらうことは大事です。
窓口になっている行政の担当者に相談するのもアリ。
ですが、少しでも良いので自分で書きましょう。
そうしないと、他人事になってしまいます。
いざ、お金の精算となった時、申請書と取り組みが違って、お金が出ない。
申請書の内容と、本当にやりたいことが違う。
申請書の内容が、実情とかけ離れている。
意外と、細かい部分で違うことが多いもの。
実際に、私のご支援が多い山形県の農家さんでもそうしてもらいます。
6次産業化プランナーに登録されていますので、その制度を活用して実際に訪問。テーブルを囲んで、一緒に考え、ちょっとでも良いから自分の手で書いてもらう。
それを元に、こちらで加筆・修正。
数字の組み立てとか、どうしても書けない部分は、こちらで書いたものを読み合わせしてチェックしています。
そうしていくことで、補助金はより使いやすいものになり、自分たちにとって大きなメリットになっていきます。
せっかくの補助金。
上手に使うために、少しでも良いので自分で書く努力は大事。
もちろん、周囲のサポートを受けながらで結構です。
3.とっても大事なお金の話。補助金は後払いです!!!!
補助金の大前提は“後払い”
簡単に言うと、、、、
補助金でもらうお金は、自分たちが先に出さないとダメ。
例えば、自分たちの出すお金が30万円、補助金で出るお金が70万円の場合、
自分たちは補助金が精算されて、お金がおりる前に、
100万円先出しになります。
しかも、補助金が出るのは、一年に一回だったり、年度末の3月だったり。
大きなお金がもらえるからと、自分たちの事業に合わない規模の補助金を受けると、どうなるか。
自分たちで3000万円、補助金が7000万円の場合。
自分たちで1億円準備しないといけなくなります。
気をつけておかないと、あとが大変。
お金の工面で苦労します。
補助金のご利用は計画的に!
いかがでしたか。
補助金や支援事業は、上手に使うととてもメリットがあります。
3月・4月になると、新しい情報が入ってきて、チャレンジもしようかと思う時。
あなたのお家の事業を発展させて、収入アップを目指す。
ポイントをちゃんと抑え、上手に活用したいですね!!!
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