中小企業の利益を3倍にする経営コンサルタント本田信輔です。
今回は、ドラえもん。特にのび太のパパに学ぶ人材育成について。子育てにも通じる内容としてまとめました。
アニメでも長編映画でも、いつもどこか影の薄いのび太のパパ。
ですが、最近発売になった“小説 映画ドラえもん のび太の宝島(小学館)”を読むと、とても素敵で人を育てる良いパパだと感じます。
いつも怒っているイメージののび太のママ。
その陰で、ちゃんとのび太のパパも大事な役割を担っている。
ちゃんとのび太のことを見ている。
小説を読み進んで行くと、そんなことに気付きます。
1.のび太のパパの人材育成法。
小説の中にこんなシーンがあります。
映画の中でよくある、のび太がドラえもんや仲間と冒険に行く時。
ほとんどの場合、夏休みとか冬休みの宿題をしないで飛び出して行く。
のび太のママが「宿題は! 宿題を先にしてからいきなさい!」と怒鳴っている。
そのあとののび太のママとパパの会話です。
「のび太は宿題もしないで遊んでばかり。大丈夫かしら」とママが心配する。
「大丈夫だよ」とパパ。
のんびり、微笑みながら。
「心配ない。のび太は失敗も多いけど、なんでもやってみようとする。そこがあの子の素晴らしいところだと思うんだ」
「何度も転ぶし、辛い目にあるかもしれない。だけど大丈夫。のび太は何度転んでもそこから立ち上がる強さを持っている。だから大丈夫」
「僕はのび太を信じている」
のび太のパパ。いかがでしょうか。
人を育てる大事なことをさらっとやっています。
文字になり、文章になる小説だからこそ気づく。逆に動画のアニメや映画ではなかなか気づかない、何気ないところに人を育てる大事なキーワードがあります。
・相手の良いところを見つける。発見してあげる。
・失敗したり、辛いことがあるかもしれないがそれも大丈夫、乗り越えられると思う。
その上で、
・相手を信じ、判断や行動を任せる。
これがキーワードです。
2.会社でも、従業員でも、子どもでも。
自分の子どもでも、会社の従業員や部下でも。
あらゆるところで共通する、人を育てる大事な大事なキーワード。
意外とできるようで、出来ていない。
ついマイナスの面を見て指摘してしまう。
あなたはどうですか?
あなたの会社の幹部やリーダーはどうですか?
現場の中での会話はどうですか?
子どもと接している時は?
会議や社内研修をしている時、相手の悪いところばかりを指摘し改善ばかりを求めていませんか?
悪いところばかりを指摘して、怒る・注意する側も決して良い感情や表情ではないと思います。
良いところを見つけ、相手を信じ、任せることができる経営者や会社が強い人材を育てています。
あなたの会社を育てる時。従業員を育てる時。子供を育てる時。
強い会社を作りたい、強い人材を育てたい、強い子どもになってほしい。
そんな願いは誰もが一緒。あとはちょっとした心持ちで行動が変わります。
これはコンサルティングの現場でも同じ、
この会社はどこが長所か、経営者の強みは何か。
それを活かすための手法や取り組みは何か。
従業員の良いところを伸ばし、自主性を高めていく社内研修。
これらを大事にしていくことで、強い会社・人材作りを実現しています。
今回は、のび太のパパから学びました。
映画は2018年3月3日に封切り。
自分は大人だから。今更ドラえもん?と思わずに。
年を重ねてから読んでもなかなか面白いものです。
小説を読んでみると、映画とは違う楽しみがあるかもしれませんね!
=PR=
【無料メルマガ講座】こんな時こそ勉強しよう!無料で学べるあなたの会社の利益アップ実践策




























