昨年2016年12月にホームページを本格開設してから約6ヶ月。
ブログの更新などに取り組んできた結果、どうなったか。
かけた費用はホームページ制作費のみ。
お金をかけた広告等はしていません。
これから起業創業される方へ。
すでに創業し、これからホームページ等を開設しようとしている方。
ホームページを作ったけど、どうしたら良いかと考えている方。
コンサルティング業という特殊性はあるかと思いますが。
参考になれば。コツコツがキーワードです。
1.アクセスは4倍。ユーザーは6.6倍。ホームページ開設から6ヶ月の数字データ。
ホームページ開設6ヶ月間の結果と傾向をまとめています。
(1)アクセスは4倍。ユーザーは6.6倍。右肩上がりが続いています。
ひと月単位で見ると、アクセスは約4倍に増えてきました。
開設から3ヶ月・4ヶ月くらいまでは、右肩だけど微々とした増加。
このまま続けて、いつになったら成果に繋がるのかとヤキモキしました。
ところが2ヶ月くらい、伸び率は急速に大きくなっています。
=セッション数(訪問された回数)=
(1ヶ月目)148回 → (6ヶ月目)599回
=ページビュー(見ていただいたページ数)=
(1ヶ月目)508ビュー →(6ヶ月目)1042ビュー
=ユーザー数=
(1ヶ月目)62人 → (6ヶ月目)416人
延べではなく、1ヶ月間のデータです。
セッション、ユーザー数は大きく倍増しましたが、ページビューは2倍程度。
おそらく初めて見た方はブログ、コンサルティング、その他もまんべんなくホームページを見てもらったと思いますが、最近ではブログを更新した時、そのページだけを見る方も増えてきていると分析できます。
(2)どんな方が見ているか? デバイス、地域、性別、年齢
ホームページを見てくださる方の傾向を見ると。
もちろん個別データはわかりませんが、地域(どこからアクセスされているか)や見ているデバイス(パソコンなのか、スマホなのか)がわかります。
=地域=
日本中心というのは当たり前として、、、たまに海外からのアクセスもあります。
ランキングにすると
一位 宮城
二位 東京
三位 北海道
四位 神奈川
五位 大阪
山形、愛知、静岡、埼玉、福岡の順で続いています。
地方の中小企業や農業のことを中心にブログ記事を書いているつもりですが、意外と首都圏・大都市圏からのアクセスが多い傾向にあります。
ふるさと北海道からのアクセスが多いのも特徴です。
ホームページのタイトルは、仙台・山形を拠点にした経営コンサルティング会社としていて、地域でのアクセスが多いと思いましたが、意外なところからもアクセスされている。
これがWebの世界の面白いところですね。
=デバイス=
どんな媒体で見ているか。
このホームページを作ってくれて、いつもWebに関する相談をさせてもらっている仙台のITスタジオ(https://it-studio.jp)さんに伺うと、
これは業種や顧客層によって大きく異なるようです。
ミタス・パートナーズの場合、
パソコン:52%
スマホ:45%
タブレット:4%
やはり経営者が多いのか。じっくりと見ていただいているのか。
一般の小売業などと比べると、パソコンの比率が高くなっています。
=性別=
男性:70%
女性:30%
これもどう見て良いか。
2015年東京商工リサーチの調べによると、
日本国内の経営者のうち女性経営者の比率は約12%ですので、30%という数字は特徴的な傾向かもしれません。
=年齢=
年齢はどうなっているか。
中心は、
25歳—34歳
35歳—44歳
25歳から44歳で全体の約65%を占めています。
2.地域No.1へ。ホームページからの問い合わせ、コンサルティング受注も。
何が地域No.1かというと。。。
山形における、google検索順位第一位です!!!
Google検索で「山形 経営コンサル」と入れていただくと、
なんと1番目に挙がってくるようになりました!!!
(Yahooロコなどのまとめサイト、求人サイトは除く)
検索上位になると、露出度が上がりますので問い合わせが増えてきます。
やはり、“小さくても何かで一番”はとても大切。
仙台や北海道ではトップを取れていませんが、それでも少しづつ上位に挙がってくるようになりました。
もちろん、ホームページからの問い合わせ、コンサルティング受注も始まっています。
中には、
・全然違う内容の問い合わせ。
・ノウハウだけを無料で教えて欲しい。
・営業。
・想定していない業界やテーマから。
・わけのわからない英語メッセージ
など、ちょっと困ったものも届きます(苦笑)
ちなみに、想定していない業界や違うテーマの場合は、協力関係にあるコンサルタント・専門家を紹介することもあります。
せっかくお問い合わせしてくれたのだから、これもご縁と何かお役に立てればと思ってしまいますね。
今までは誰かからの紹介、山形県の行政からの依頼などが中心でしたが、今後は新しいお客さんとの関係も増えてきそうです。
3.6ヶ月間、具体的に何をしてきたか。ブログ。アナログ。タイミング。
一番最初に書いたように、ホームページ開設から今まで、google広告やfacebook広告など、お金をかけた宣伝活動は一切していません。
取り組んだのは3つ。ブログ、アナログ、タイミングです。
(1)ブログは52記事。平均3000文字。テーマは経営、農業、地域。
6ヶ月間、意識して続けたブログは52記事。
平均3,000文字ですので、約156,000文字を書いたことになります。
これが、検索に引っかかる基盤になっています。
ブログを書くといってもすぐにテーマが出てくるわけではありませんので、テーマが思いついた時にWordでテーマタイトルをつけたファイルだけを作成。
その後、時間をみて書いていくルーティンにしています。
テーマが思いつくのは、お客様と打ち合わせや話をしている時。
経営者の抱えている悩み、感じていること。
お客様に自分自身が伝えたこと。
意識的に、地域を絞ったネタ。
これらをまとめていることが多いです。
記事の内容によっても当たり外れが。
ちなみに、6ヶ月間のブログ記事 ページビューランキングは
1位:中小企業の働き方改革 〜経営者編(社長の働き方、時短、生産性向上)
2位:北海道深川市ギリシャヨーグルト専門店Fオープン! 先代と子の思いが繋がった新しい提案がいっぱい
3位:地方でも。年商1000万でも。小さな飲食店が毎月の利益を10万円プラスした3つの取り組み
4位:これだけ。売上も利益も上がる。社内で掃除すべき5つの場所
5位:中小企業の働き方改革 〜従業員編(自分なりの働き方を定めよう)
そのほか、農業の嫁 初めてシリーズも人気です。
(2)デジタルは結局アナログが大事。
アクセスを増やすためには、なんだかんだでアナログが必要。
このことを6ヶ月間でひしひしと学びました。
セミナーや研修会の講演で。
誰かとお会いした時。
“講演のテーマとは違うので今日はお伝えしていないが、こういうことも書いているので見てくださいね!”
“ホームページの方で、色々と書いていますので是非見てくださいね”
とアナログでお伝えしていることがアクセス数を下支えしています。
もちろんfacebook等でブログを更新した時に発信する。
こういうことも、アクセスやユーザーを増やす一因です。
ただ、、、、6ヶ月間で気付かされたのは
facebookの“いいね”とアクセス数は連動しないこと。
これは面白い結果です。
(3)タイミングを意識して。新店舗オープンや新商品発売はアクセスが増える。
ブログを公開するタイミングを意識しました。
特にお付き合い先で新店舗オープンや新商品が発売される時に、情報を発信するとアクセスが増えます。
クライアントにとっても情報発信力や知名度が上がり、集客や購入つながるので、お互いにプラスになっています。
そのほかにも、世の中の時流や社会現象で、経営に関わるものはアクセスが増える傾向にあります。
6ヶ月間を経ってみると、
ホームページを開設して、3・4ヶ月目がとにかく苦しい。
ブログを書かないとアクセスは増えないとわかっている。
でもブログを書いても、アクセスがそんなに増えていかない。
ジレンマに陥ります。
大企業だったり、お金がたくさんあれば広告費を投入してと考えることもできますが、
どうやら、多くの方はここで諦めてしまうようですね。
大事なのは、半年間地道にコツコツとブログを書いて、公開していくこと。
ブログ記事はストックデータ。
一定の情報量が集まってくると、ある日突然に検索でヒットするようになり、問い合わせが増えてきます。
創業したての方は、売上のことも、新規客獲得も、様々な不安の中で一つ不安が増えることになりますが、ここを乗り切れるかどうかでホームページを上手に活用できるかどうかが決まりますね。
引き続き、ブログは書いていきます。
アクセス数がさらに増えてきたので、新しいチャレンジもしようかと。
長い目で見て、ホームページを育てていく。
商品と同じですね。
=PR=





























