一流の経営者は価値づくりが違う!二流は?三流は?

経営のこと

商品やサービスの価値を作る。

これは商いをしていると、必ず考えなければならない重要なテーマ。

どのように価値を作るか。つけていくか。

この考え方ひとつで、企業や事業の業績や収益性に差がつきます。

中小企業の7割が人手不足で悩む。経営や商いの在り方が変化する今。

キーワードは、

“経営の視点で価値を考えられるか?”

一流の経営者の考え方は?

二流、三流の考え方は?

 

利益を高め、強固な基盤を作り上げ、

これからの時代を乗り越えている経営者から学んだことです。

 

1.一流の経営者は相手の望む価値だけを作り、提供する。

相手の望む価値を、商品やサービスにつける。

これが一流の経営者の考え方。

 

生産性を高めなければならない。

人手が不足し、少ない人員・時間で成果を出さなければならない。

 

そうなると、過剰な付加価値は必要ない。

無駄に長い営業時間や営業日。

必要のない過剰包装。

無駄なこだわり文章。

 

当然、お客さんも同じように考え始めています。

無駄なものは買わない。

無駄な価値をつけてくる会社やブランドは選択しない。

 

その中で、一流の経営者が、商品やサービスの価値を考える上で大事にするのは

“自分たちのお客さんが本当に望む価値は何か?”

これを徹底的に考え、

“その一点に集中して高めていく”

 

価値として、なんでもやるのではなく、集中する。

いらないものは、外したり、やめていく。

やめることで、生産性や効率を高め、不要なコストは抑えていく。

 

例えば、

・店舗の営業時間や営業日は本当にこれで良いのか?

・自分たちの満足や思い込みで商品やサービスの価値を増やしすぎていないか?

・お客さんの喜びに繋がらない会議や打ち合わせをしていないか?

・本当に“安さ”が自社にとって未来あるものか?

 

もう一度問いかけて、具体的に変えていく。

お客さんだけはなく、会社が利益を出し続けることも前提として、

会社や事業を継続させ、永続させていくことも考えている。

会社の大小や、業種、地域などは関係ありません。

 

2.付加価値バブル?二流は付加価値をたくさんつけようとする。三流は?

二流の経営者は、付加価値をたくさんつけようとします。

価値をたくさんつけることで、競争力を持とうとする。

 

例えば、

・店舗を年中無休にする。営業時間を長くする。

・過剰なサービスをつける。

・手のこんだ商品ばかりを作る。

・商品に機能をたくさんつける。

 

この発想はもともと日本企業的。

より便利にする。

より機能を盛り込む。

 

欧米などの海外から見れば、過剰なほどのサービス。無駄な機能。

最近話題になったクロネコヤマトなどの宅急便や物流業界の改変は、まさにそれを象徴しています。

そのほか家電製品や自動車を見れば、とてもわかりやすいですね。

日本製のスマホは機能満載。iPhoneはとてもシンプル。

国産車の運転席はスイッチがたくさん。でも一度も使わないスイッチがたくさんある。

どちらが市場から支持されているか。

iPhoneはスマホ市場の7割。シンプルであるが価値の高いものが支持されている象徴です。

付加価値をたくさんあることで支持されるかもしれないが、結果効率が悪くなる。人手が足りなくなる。全体的に価値がぼやける。

経営者は、そのことも考えることが必要。

 

日本国内の市場や消費者も、付加価値たくさんを望んだこともありますが、

今は“付加価値バブル”といった状況。

過剰な付加価値(商品やサービス)が企業や働く人たちを苦しめ、消費者からは忌避される流れになっています。

皆を苦しめるものですから、これは続きませんね。

 

三流は?

“価格で付加価値をつけようとする”

わかりやすいですね。

“安さを価値としようとする。”

 

これが三流の考え方。

安ければ売れる。

これはもう、何も考えていないとしか言えない。

 

特に中小企業の場合、

大手・大資本と価格競争をしても勝てるわけがありません。

正確に言えば、業界の一番企業だけが価格競争で勝つことができます。

安売りをしようとすれば、企業の効率・生産性を低下させるだけではなく、従業員に負荷をかける。関係会社に負荷をかける。結果地域も疲弊する。良いことは何もありません。

 

インターネットショップや通信販売が普及される以前であれば、地域内一番で価格競争ができましたが、今の時代は全国、全世界が競合となっているのと同じ。

市内の競合店と比較することは、ほとんど意味をなしません。

地方の中小企業にとって、価格で価値を出そうと考えるのは滅びの道に向かっているのと同じことですね。

 

3.中小企業の7割は人手不足。あなたは何に取り組みますか?

中小企業基盤整備機構が中小企業に向けて行ったアンケートによると、中小企業の7割が人手不足で悩んでいます。

人手不足への対応では、

「従業員の多能工化・兼任化」(41.9%)

「業務の一部を外注化」(39.3%)

「残業を増加」(35.0%)

「業務プロセスの改善・工夫」(33.5%)

 

など、今の商いの仕方を維持するための取り組みが多いようですが、問題を解決する本質はここではないように考えます。

 

これから生産性を高め、生き残っていくためには、

“自分たちのお客さんにとって本当に必要な価値は何か?”

を経営者が徹底的に考え、

 

=今の営業体制が本当に良いか?=

=今の商品や価格で良いのか?=

=今のお客さんを相手にしていて良いのか?=

経営や商いの仕方を段階的に変えていく。

自分たちがお客さんに提供する価値を明確に定め、その一点を高めていく。

人手が少なくても利益を確保し、会社や事業を永続させていく。

 

取り組みが必要。

しかもこれは、経営者にしかできないことです。

現場を変える前に、経営者自身が変えていく。

特に人手不足が顕著な地方の中小企業の経営者は変えていくチャレンジが必要ですね。

その点では従業員教育の前に、経営者教育が必要だと改めて思います。

こちらも合わせてご覧いただくと良いです。

経営者も働き方を見直そう 中小企業の働き方改革〜経営者編(社長の働き方)

 

あなたは、今どのように価値を考えていらっしゃいますか?

今の経営をもう一度見直す。

これからの商品開発の考え方は。

お客さんの本当に望む価値は。

少ない資本、人員をどこに集中させるか。

一流の経営者は既に考え、取り組みをはじめています。

 

人手不足、人口減少、少子化。時流の中で大きく労働者保護に振れている働き方改革。

地方の中小企業を取り巻く環境はさらに厳しくなり、変化に待ったナシの状況。

悠長に構えていられる状況ではなくなってきました。

 

これに危機感を持っていることは、経営者である証拠。

あとは考え、行動するだけです!

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