時々、こういう方がいらっしゃいます。
有料・無料関係なく、たくさんのセミナーに出て。
地方から、交通費をかけてわざわざ東京まで出向いて。
勉強の為に出かけて行ったのに、帰ってきてから強烈に疲れる。
モヤモヤする。
今回はこれを解決する方法。カラダのことではなく、経営のことで。
1.セミナー疲れはなぜ生まれるか
多くのセミナーや研修会に参加されている方で、疲れている方の特徴。
それは、聞いた内容が具体的に落とし込めないという一点。
良い話を聞いたなーとか、
成功事例やノウハウを教えてもらったり、実際に視察したり。
セミナーや研修会に参加すると、経験や情報がどんどん溜まっていきます。
それと同時に溜まっていくのが、
あぁ、うちもしないとダメだなー。
これ、やりたいなぁー。
という願望、衝動や焦り。
実はこれが、セミナー疲れの原因。
良い情報や経験が多くなるほど、それを会社に持ち帰って具体化したり、落とし込みができない。あまりに様々な情報を取り入れ過ぎて、自分たちにとって何が必要で、何が不必要か取捨選択できなくなる。
どんどんどんどん、やる事ややりたい事、やらなくてはならない事のやる事リストが増えていく。そのうち、何をしたら良いか、どの順番で取り組むのが良いか、パニックになっていく。
こうなった状態が“セミナー疲れ”
2.セミナー疲れ解消法 その1
セミナー疲れを解消する方法でオススメは、
セミナーで聞いた話を一つだけ、必ず実行、具体化、現場への落とし込みをする事。
どれもこれもやろうとすると、大体うまくいかないことがほとんど。
これをやると一つに絞り込む。
その上で、12の項目で計画を決める。
これは、必ず実行できる計画の立て方ポイントです。
【実行・具体化できる計画立案 12の項目】
(1)何をするのか
(2)いくつ(数量)
(3)いくらで(予算)
(4)誰に対して(ターゲット)
(5)誰の為に(ターゲット)
(6)どこで(場所)
(7)どうやって(方法)
(8)誰がやる(責任者)
(9)誰とやる(サポーター、内部・外部)
(10)いつからいつまでに(期間)
(11)何のために(目的)
(12)誰が言うか(発信者)
この12項目をちゃんと決める事で、やりたい事を実行できるようになります。
注意して欲しいのは、12の項目のうち、優先することは何かを定めること。
例えば、いつからいつまでに(期間)を優先したいのであれば、やりたい事と、それを最初に決める。
そうすると、他は自ずと決まっていきます。期間が短ければ、仕事の早い従業員を責任者に。社内で時間がかかる場合は、具体化までのスピードがどんどん遅くなりますので、外部の協力を仰ぐ検討する必要がありますね。
計画が立てられない人は、12項目の優先順位を決められない方なので、とても大事なポイントです。
3.セミナー疲れ解消法 その2 コンサルタントを活用してみる
コンサルタントの仕事って何ですか?
どんな時にお願いするのですか?
よく聞かれます。
インターネット等で調べれば、ある特定の分野において、専門的知識や技術、経験を有し、顧客の持ち込む課題や相談に応じたり、助言をする云々・・・。よくわかりませんね。
コンサルタントを活用する目的は大きく二つ。
(1)経営コンサルタントを活用する
この場合の目的は、経営者の意思決定をサポートすること。
先ほど記載した12項目における優先順位の設定、具体的に項目設定を、より早く効果的になるよう支援してくれます。
例えば、お店を作りたいとした場合、
・どのような店にするのか
・期間はどれくらいか、オープン時期は
・店舗設計はどのようなデザイナーにお願いするのか
・責任者は誰が適任か
・売上予測や、投資額はどれくらいが適正か
・会社の財務体制や、資金面は大丈夫か
・どのように進めていくか
・協力者として、外部のどこを取り込むか
・今、それが会社にとって必要がどうか、優先順位は
などなど
実際、経営コンサルタントは、店舗作りというような特定テーマにとどまらず、経営者の行う様々な意思決定や迷い事、悩み事を、経営者が持っていない専門的知識や経験、違う視点で支援したり、時には後押しするのが仕事。
プロスポーツ選手で言えばトレーナーやパートナー的存在。会社も事業も、経営者の判断一つで、上下したり、左右に振れていくので、それをサポートするとても重要なポジション。
知識や経験も大事ですが、経営者との相性はもっと大事です。
(2)テーマ特化型コンサルタントを活用する
もうこれがしたいと決まっている場合、
短期的に技術やノウハウを導入したい場合、
そのテーマに特化した、コンサルタントの活用を考えます。
この場合、抑えるべきポイントは二つ
・コンサルタントが持っているノウハウ
・落とし込みをする力
そのコンサルタントが成功パッケージを持っていて、それをちゃんと現場で具体化してくれるかどうか。
気をつけなければならない点は、理論や情報だけで、落とし込む力がない時。
話は良いんだけど、実際にはできない場合。
もう一つは、成功パッケージをその会社や組織に合わせてアレンジできない場合。
ただ成功事例や方法を話すだけではなく、なぜ成功事例がうまくいったのか、この方法はどういう理由で生まれているのか。考え方をちゃんと教えてくれる方に依頼しましょう。
ここは見極めが必要ですね。
いかがでしたか。
セミナー疲れを解消する一番は、セミナーで聞いた事で、
やりたい事、やらなくてはならないと感じたことを、優先順位をつけて、具体化することです。
そこには成果が生まれます。
今回は、コンサルタントの使い方についてもお伝えをしました。
私 本田信輔の場合は、経営コンサルタントであり、
企業や農業の収益性を向上させるテーマ特化型コンサルタントでもあります。
当然、経営者の意思決定をサポートしつつ、その企業や事業にとって取り組むべきテーマであれば、適切な他社テーマ特化型コンサルタントや専門家の活用・運用も進言します。
どちらにしても、経営者との相性が大事と考えますので、コンサルティングを受けるかどうかの前に、必ず経営者とちゃんと話しをさせていただき、互いに相性確認。あなたも私も納得の上で支援をスタートしていきます。
あなたは、セミナー疲れをしていませんか。
セミナー疲れを解消しつつ、さらに会社や組織をよくすることを目指したいですね!
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