こういう時だからこそシリーズ第二弾です。
今、あなたの頭の中や、机の近くに新商品のアイデアが置きっぱなしになっていませんか。
ちょっとだけ厳しくいうと、忙しさを理由にやっていなかった商品開発。
今までにやろうと思っていて。商品化できていないもの。
途中まで手をつけて。完成・販売に至っていないもの。
これからやりたいな。と思っていたもの。
なんとなく考えていたけど、考えていただけになっていたもの。
こういう時だからこそ、新商品開発を進めませんか!
従業員も巻き込んだら、もっと良いアイデアが出てくると思います!
新型コロナウイルスの影響が収束したとしても、売上や客数が以前のように回復する保証はない。と考えておく。
今の取り組みが事態収束になった時、お客さんを呼ぶ重要な集客核になる。
第一弾の“こんな時だからこそ掃除をしよう!”でもお伝えしましたが、
今、大事にして欲しいとお伝えするのは未来につながること。
事態が収束した時に“やってて良かった!”と思えること。
事態が収束した時に“お客さんに喜んでもらえる”こと。
その第二弾は商品開発です。
今だからこそできる新商品開発。頭の中にしまってあった新商品をカタチにしましょう。
ものづくりを標榜している会社こそ、今が商品開発の時。
色々な新商品開発のヒント・キーワードを考えていますので、あなたの会社にあったものを参考にしてくださいね!
目次
1.新商品開発のヒント①皆でシェアできる商品。家族の繋がり、きずな、時間。
東日本大震災の時に一つの言葉となった“きずな”
色々な人との助け合いという意味もありましたが、
もう一つは家族や大事な人とのつながりを再確認する機会にもなりました。
実際に家の中で時間を過ごすことが増え、家族や大切な人との繋がりが深くなる。
そういったデータもあるようです。
会話をする、同じ時間を過ごす。そこに商品開発のヒントがあると思います。
商品開発のヒント①は家族とシェアする商品やサービス。
この場合のシェアは“分け合う”という意味に加え“時間や場を共有する”と考えた方が良いと思います。
=みんなで同じものを分け合って食べる。=
・家族のBOXケーキ、みんなのちぎりパン。などみんなで取分けられる商品。
大きなものをみんなで取分けて食べる商品。製造工程も少なくできる。
=同じ時間を共有する=
・ハーフメイク商品(家で作ったり組み立てるキット商品、材料セット)、鍋セットなど。作る時間を共有できる商品。
・家族みんなで集まる写真を撮る商品・サービス。
最近、家族3代で撮る写真が減ったと思いませんか?
祖父母、両親、子供・孫たち。
スマホやデジカメの普及で、個人バラバラの写真やインスタ映えの写真は増えたけど。
皆で撮った写真は・・・どうでしょう。
昔はどこの家庭にでも、皆で撮った写真が飾ってありました。
自粛とわれ、家族みんなでいるからこそできる。
もしも写真スタジオを持っている方なら、消毒や換気など感染の予防をしながらでもできる商品・サービスになると思います。
2.新商品開発のヒント②ギフト(贈る)よりもデイリー(自家消費) 主力商品も!なじみのある商品
景気の悪い時はギフトや贈答のマーケットが落ち込みます。
一方、自分たちが食べたり消費する自家消費のマーケットに注目が集まります。
さらにいうと馴染みのある商品。
景気の良い時は財布の紐が緩み、新しいもの・奇抜なものでも買ってくれますが、
景気が悪くなり財布の紐がきつくなると、定番の商品、なじみのあるもの、確実なものを買うようになります。
商品開発のキーワードは
・なじみ、親みのあるもの
・自分のうちで食べるもの。日持ちよりも出来立て感や鮮度を大事にする。
・出来立てが美味しい商品
・パッケージは簡素で良い
・自分のお店の一番の定番商品は“主力商品”!
・定番商品
例えば他業界の定番で、自分たちの業界にも近い商品を入れる方法もアリ。
洋菓子屋さんが菓子パンを考えるなども良いです。
自分たちの会社の最大の定番商品である主力商品で日本一を目指すリニューアルにチャレンジする。定番商品の仕立て直し、リニューアルするのも良いですね!
3.新商品開発のヒント③食料品や菓子店は中間を狙える商品を!
食料品店や菓子店の方は中間を狙う商品も候補になります。
食事とおやつ。どちらにも対応できる商品。
菓子パン、大学芋、豚まん、たこ焼き、ホットスナック、大きなマドレーヌ、ドライフルーツ、ヨーグルトスイーツ、おにぎりなど。
少し近い他業種の定番商品を、自分たち流にアレンジした商品開発がオススメ。
新しいマーケットの獲得にも繋がるので売上・集客力を高める効果があります。
4.新商品開発のヒント④自分たちの強みを生かす商品&人手をかけない商品
今考えて欲しいを思っている商品開発のポイントは。
・何品も作らない。1品でOK。集中すること。
・シンプルなもの(人手がかからない)
・自分たちの強みを生かす(今ある設備が使える、自分たちの技術、持っている素材)
この3点を心がけて。
自粛が言われています。そして何よりも将来を見据えたら人不足は目に見えている。
労働時間を少なくしたり、少ない人手でできるような商品。
原価率が高くても、その分製造にかかる労働時間を抑え、利益を確保できる商品。
将来が見えない状態で無理な投資は抑えておきたい。そのためには今ある設備や技術、自分たちの強い素材を活用することを前提としておく。
・お店にオーブンがあるのであれば、それを活用する。
・強みの素材で定番商品に独自の要素を組み込む
・洋菓子屋だったらケーキ作りの技術・センスを菓子パンなど、別商品に組み入れる。
少ない投資(時間・お金)を分散させるのではなく、1品に集中し、自分たちが最高に良いと思えるように商品を作り上げることが大事と思います。品質だけではなく、見た目、ネーミング。考えられることはたくさんあります。
気持ちが落ち込みそうになりますが、
こういう時こそ、従業員と楽しいことを考え、具体化してみませんか。
商品やサービス。
何か一つでも、自分たちが自信を持って売れる商品やサービスを作る。
そこに希望や望みが生まれる。
今だからこそ、商品開発を進め、深め、具体化する。
こんな時でも新しい商品が出てくることは、お客さんや地域の人の気持ちを明るくする一つのきっかけになると思います。
厳しい時代を生き残ることや、会社の価値や評価を高めることにつながると思います。
もちろん、経営者は経営や資金繰りで大変。暗い気持ちになりがちですが、少しでも未来を明るく考える時間があっても良いと思います。
数ヶ月後、細かな取り組みへの評価が必ず出てきます。
自粛の中で、本来やった方が良い取り組みが止まっているのであればぜひ進めて欲しい。
危機・非常事態という今だからこそ、新しい発想が生まれる。
何度もお伝えします。
こんな時でもお客さんや地域の人、子供たちはあなたの会社・お店・従業員を見ています。
世の中が元気を失っていても、
何もしないより、何かやることがある方が元気を持ってくれるような気もします。
新卒で入社した船井総合研究所の創業者、舩井幸雄さんから教えてもらった、
「必要必然、過去オール善」
必要なことだから、今目の前のことが起きている。
過去のことがあったからこそ、今がある。
バブルが崩壊した時も、リーマンショックの時も、震災や大雨の時も。
それを乗り越えてきた会社、経営者であるあなた。
だからこそ今回も乗り越えられる。
だからこそ今できる、会社を磨き込むことを大事にして欲しいと思います。
ミタス・パートナーズは引き続き、地方の中小企業が、
・自分たちの強みや独自性を高め、唯一無二の商いができるように。
・その会社で働く人たちや地域の人たちが仕事に誇りを持ち、子供たちがそれを見て未来を描けるように。
・会社の利益が3倍になるように。
情報発信を行い、経営者と共に走るパートナーとしてサポートを続けていきます。
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