第1シリーズは視聴率40%を越え、国内でも“倍返し”がブームに。
第2シリーズも大期待のドラマ「半沢直樹」の主人公を演じる堺雅人さんが真田幸村役を演じたNHK大河ドラマ 真田丸。
真田家をテーマにした時代小説は色々ありますが、その中でも私が読書をできるようになったきっかけは、池波正太郎さんの真田太平記。
ホント、ワタクシ、24歳くらいまでは本当に読書は全くダメでした。
読み始めたら、すぐに爆睡。マンガ専門。
ですが、今ではちゃんと読めます。
もちろん池井戸さん著の半沢直樹シリーズも全て読破しています(笑)
では、読書を習慣化できるようになったのか。
そのコツを3つにまとめて。
仕事にもつながる、自分を高めるためにもつながる内容です。
1.まずは好きなものに集中。ダメ・合わないはすぐ捨てる。
社会人になって初めての洗礼。
読書の重要性を上司・先輩から痛烈に指摘され、本を読まざるを得ない状況に。
渋々ながら、本屋に行き、本を選ぶことになり、さてどうしようかと。
仕事に繋がるビジネス書がいいか。
最近話題のランキング本が良いか。
歴史が好きでしたので、時代小説だと大丈夫か。
色々考え、
まずは、時代小説の有名どころから手を出すことに。
時代小説の王道といえば、司馬遼太郎さん“坂の上の雲” “龍馬が行く”“国盗り物語”・・・・。そのほかにも当時映画にもなっていた浅田次郎さん等々。
ところが、有名で誰もが読んでいる作品を購入し、読んでみるが、読めない!!!
イマイチ楽しめない(涙)
でも、読書しないと。と思い無理矢理読んでいくことに・・・。
結果、読書は続かず。さらには読書が嫌いになるという悪循環。
これはマズイと、まずアドバイスをもらったのが、
読み続けてもダメ、面白くない。と感じた本は、その瞬間に諦める。ということ。
そして、次の本へ。また読めなかったら捨てる。を繰り返して。
そうやっていくうちに出会ったのが、池波正太郎さんの真田太平記。
他の作家さんだと、途中で諦めたのに、これならいけると一気に文庫本12巻を読破。
これが読書のスタート。
それから池波正太郎さんの本ばかりを一気に・・・。
剣客商売、鬼平犯科帳等々、文庫本ばかりをどんどん。100冊近く読んだでしょうか。
文章の構成や流れ、表現、特に食事の風景などはとても面白く読み続けることができ。
本を読むことが好きになり、少しずつ本を読む筋力がついてきて。
そうすると、当初読めなかった司馬遼太郎さんや、それ以外の作家さん、ビジネス書、なんでも楽しく読めるようになっていく。
ポイントになったのは、自分の得意な作家、好きな作家に集中すること。
そこで読む力をつけていく。
逆に苦手な作家の本は、どんなに周りの評価が高くても、オススメされても、ちょっと読んでダメだったら、あっさり・すっぱりと捨てること。
特に捨てることは重要で、世の中の評価や、周りの声を聞きすぎて、自分にとって苦手なことや、嫌いなことを続けていくと、その行為自体までも嫌いになってしまう可能性が出てきます。
まずは苦手なこと、嫌いなことは極力捨てて、得意なこと、好きなことに集中して高い効果を出す。
本を読むだけではなく、経営で成果をあげるときにも同じことが言えますね。
2.1文字、1行でオッケー。低い目標だけど、大事なのは継続。
何事も継続。というのは正しくて。読書も同じこと。
毎日続けていくのが、やはり効果的。
毎日の目標を立てて・・・・。
一日一章を必ず読むとか、10ページ読むとか・・・・。
ところが、これがなかなか達成できない。
仕事を終えられず、徹夜になる。
先輩に誘われ、飲み会に。
観たいテレビや映画が。
まぁ、今日はいいか。とするともう終わり。
なし崩し的に続かなくなっていく。
そこで立てた目標は、
一日一回、本を開いて1文字、1行で良いから読む。
低い目標ですが、これならどんな状態でも続けていける。
そのうち、読まないと落ち着かなくなる。
こうして読書の習慣がついていく。
同時に読める量も増えていく。
今では、一冊を一気に読める。
継続できる目標設定がポイントですね。
何かを行うときには、理想像と目標の両方が必要。
スマートに読書できるようになりたいのが理想像。
最終的にこれを達成できれば良いわけで。
日々の目標は、理想像を見据えた上で、少し頑張れば継続できるレベルで設定する。
低いレベルと思うかもしれませんが、いきなり理想と同じ高い目標を立てて、継続できないよりもはるかに効果があります。
ちゃんと継続できる目標か。
いきなり高い目標になっていないか。
理想と、日々の目標がごっちゃになっていないか。
経営の目標、現場の目標、自身の目標を見直してみることも大事ですね。
3.日々の何かとくっつけよう
読書をしようとして、“読書の時間”を作ってしまう。
また、これが厄介。
無理にその時間を設けようとするので、ますますしんどくなる・・・。めんどくさくなる。
読書の行為に身構えてしまい、ハードルが上がる。
そう考えて決めたのが、出張の時に移動する車内で読むこと。
当時は出張が多くあったので、何かに乗って移動するのは、日々の行動。
どうせ移動している時は何もしていないだからと、
新幹線や飛行機、電車やバスに乗ったら、とりあえず、本を開いて読む。
途中で嫌になったら、無理せず読書を終える。
これを繰り返す。
これだけです。
新しいことにチャレンジしようとすると、その時間を新たに作ろうとしがち。
ですが、日々の行動の一連に加えてしまえば、その障壁はぐっと低くなります。
キーワードは、“何かをするついでに”
そうしながら、まずは習慣化していく。
そのうちに、筋力がついて、どんどんできるようになる。
現場で新たなことに取り組むときも結構重要。
大事なのは、継続できるようにしていくことですね。
いかがでしたか。
私はこれで、読書を習慣化できるようになりました。
ちなみに、池波正太郎さんの真田太平記から派生した作品があるのですが、
その中でも一番のお気に入りで、愛読書となったのが“獅子”という作品。
真田幸村のお兄さん、真田信之に焦点をあてた作品。
戦国時代が終わり、豊臣家が滅んだ後の徳川の時代。将軍徳川秀忠や幕府の重臣から目をつけられ、取り潰しや改易を狙って繰り出される策謀に対し、90歳を超えてなお信之が挑む、獅子奮迅の隠密攻防戦にドキドキワクワク、力をもらえる名著です。
なんと、真田信之は超長寿で93歳まで生きたとのこと。
明治維新まで続く信濃松代藩の礎を築きます。
今では、何時でも何処でも、どんなテーマの本でも読めるようになり、新たな学びや気づきを本から得ることができます。
読書に関わらず、あなたの会社や、現場で新しいことに挑戦しても長続きしないことはありませんか?
そんな時は、
・自分たちの得意なこと、やりやすいことに集中する。
・継続できる目標設定をする。
・日常や日々の行動につなげてみる
を考えてみてください。
そうすることで、習慣化・継続という流れが生まれていきます。
継続ができれば、力はおのずとついてきますね。
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