経営がうまくいかない時を「ベテラン経営者の思考法」で乗り越える
経営をしていると、皆悩みがあります。
私も創業から10年以上、経ちますが、同じようなことが少なくありません。売上がとれない・下がる、利益が出ない。幹部や社員がいうことを聞かない。人が足りない・定着しない。政治経済の課題、災害などなど。何をやってもうまくいかない時があります。
特に若い時や、経営を引き継いだあと、創業したては悩むこともたくさん。もちろん成功しているベテランの経営者にも同じような時代があるとのこと。特に創業者と呼ばれる経営者は様々な危機・困難・悩みを乗り越えて、会社を成長・継続してきています。
今回は一代で10億円の企業を作り上げた、経営歴40年以上のベテラン経営者が、創業したての私に教えてくれたこと。「これから経営をしていけば、こんなことがあるよ」と話してくれた「経営がうまくいかない時の考え方」
さすがベテラン経営者。あらゆることで悩み、考え、乗り越えてきた実体験の中で本当に必要なことだけに削ぎ落としたシンプルな考えだと思いました。
今回は、私が教えてもらったことをまとめています。
私だけではなく、若い経営者、創業したての経営者、後継者に伝えて欲しいと話してくださったメッセージ。
実践して来た人だけが辿り着く、悩みのとらえ方。解決するための考え方です。
目次
0.私が創業時にベテラン経営者の方から教えてもらった大切なこと
私が創業したのは10年以上も前。当時、会社を立ち上げたばかりで、クライアントはゼロ。名簿もゼロ。そんな時でした。教えてくれた方はもうすぐ70代に届こうかという経営者。一代で年商10億円超えの食品製造小売企業を作り上げ、地域でも名の通る会社の会長さんです。
「本田くんね。これから経営していく時に、いつもいいことなんでないから。悪い時もあるし、何やってもうまくいかない時もあるのよ」
一緒にお酒を飲んでいた居酒屋での話でした。
「悪い時は何やってもダメ。どんなに頑張ってもうまくいかない。逆に適当にやっても売上が上がることもある。そういう時期は諦めるの。経営なんてそんなもんよ。そんな時は流れに任せてみた方がいい」
そう話してくれました。
当時、家族の生活も考えれば売上が欲しいと焦っていた私です。「悪い時こそ、がむしゃらに。とにかく色々やってみる」そう思っていたのとは真逆の考えでした。
さらに、教えてくれたのは「悪い時こそ、人の話を聞いた方が良い。誰がいいことを言ってくれるかわからない。でも、経営が悪い時の経営者ほど視野(世界)が狭まっているから。そんな時に、人の話を聞かないのは利口じゃない。本田くんは頭がいいじゃなくて、利口になりなよ」
話してくれたことは、本当にこのようなシンプルな言葉だけでした。
ですが、とても大切なこと。
いつでも、がむしゃらに走っていいわけではない。時には諦めたり、流れに任せることができる心の持ち方。そして、ベテランで、会社を大きく成長させてきた経営者でも、自分一人でやってきたのではないんだなと。
私もそれ以来、悩んだり、うまくいかないことがあったりすると、誰かの話を聞きながら乗り越えてきています。コンサルティングのスタイルも「教える」ではなく、クライアントと「一緒に考える」ことを大事にして。そうすることで厳しい状況や、なかなか答えが出ない課題であっても、一つ一つ突破してこれたのだと思います。
経営コンサルタントが自分で会社を経営。創業10年を振りかえって、今思うことを正直にお話ししています。
1.経営は良い時もある。うまくいかない時もある。
経営をしていたら、良い時もある。悪い時もある。
どんなに頑張っても、売上が上がらない。うまくいかないこともある。
そういう時は諦めてみる。
少し適当にしていても、売上が上がる時がある。うまくいくこともある。
そういう時は良かったと考える。
焦ってもしょうがない。
経営はそういうものだと思っておくこと。
大きな流れで見れば、良い時と悪い時を繰り返して会社は成長していく。
苦しいな、うまくいかないなと思った時は、会社を整える時期か、あなた自身が休みをとる時。
売上が上がらないからと悩んでもしょうがない。
売上が上がったからといって、浮かれていてもダメ。
長い目線を育てて、常に心を安定させておくこと。
これが悩まない一番のコツ。
2.利口になると、うまくいく。
利口になること。
利口になるとは、決して学歴や知識を高めることではない。
利口になるとは、人の話を聞くこと。
利口でない人は、人の話を聞かない。自分の話ばかりする。
周りは、人の話なんかききたくない。
そのことを知ること。
真面目に商いをしていたら、必ず支えてくれる人が出てくる。
それは友人かもしれないし、コンサルタントかもしれない。
全く今まで接点がない人かもしれない。
だけど、必ず現れる。
いつか現れ、支えてくれる人の話を聞けるよう、いつも心がけておく。
その人は違う視点で、解決策を教えてくれる。
自分は大したことを知っていないと思っておくこと。
これが大事。
3.経営がうまくいっていないと分かっていても、先代が何も言わないとき。
後継者や若い経営者へ伝えたいのは。
先代が何も言わないとき。
先代は、本人が失敗しても、そこから学ばせようとしている。
決して、目を離しているわけではないし、安心しているわけでもない。かと言って信頼していないわけでもない。
ベテラン経営者。特に創業を経験してきた方から見れば、若い経営者がやることで、100%安心してみていられることなどない。
若い経営者がどんなに考えても、足りない部分に気づいている。
だけど、口を出さない。口で言っても、実際に体験したり、失敗しないと、本当のことはわからない。
本人が失敗する中で学んだら良いと思っているから。
自分たちも、たくさんの失敗をしてきた。その失敗から多くのことを学んだことが、実践的な経営ノウハウになる。
一人で悩まない。誰かの話を聞く。経営がうまくいかない時の思考法を実践
色々な経験をして、失敗をして、そこから成功をした経営者だからこそ言えること。
ベテランの経営者から何を学ぶか。
それは売上をあげるノウハウや、利益を高めるノウハウだけではありません。
経営に臨んで、どのように物事を考え、捉えるか。
本当に学ぶべきはここにありますね。
経営不信で悩む経営者が陥る「孤独」に私はどう向き合うのか。経営改善を進め社内一丸になって黒字化へ進む3つのアプローチをこちらの記事でまとめています。
経営で悩んだ時。
今回の記事を是非読み直してください。
記事を読んでも、足りない時は私にお声がけください。
まずは、お悩みに寄り添うところからはじめます。


























